特に初めての妊娠のときは、最長10日くらいお通じがなかったと記憶しています。
過去にも何度か便秘の経験はあるのですが、特に妊娠中の便秘というのは解消が難しいなーと感じていました。
やはり「トイレでいきむ」という動作がどうしてもお腹に良くないような気がして、怖くてできないのです。
なんとなく、いきみすぎると流産してしまうんじゃないか…と思って、いきめませんでした。
今振り返るとそれも便秘の原因だったんだろうなーと思います。
その当時はとにかく便秘をなんとかしたい!ということばかりを考えていました。
ネットで調べてみると、妊娠中、特に妊娠初期はホルモンバランスの変化で胃腸の働きが鈍くなってしまい便秘になりやすい…とのことでしたが、それにしてもここまで?と正直思いました。
妊娠前の便秘と違うのは、食事をきちんと食べているのに出ない、ということです。
特に私は10代の頃にものすごい便秘で苦しんだ経験があるのですが、それは極端なダイエットによるものでした。
当時はあまりまともな食事をしていなかったので(とにかく摂取カロリーを抑えたくて、きちんとした食事をあまり取っていなかったのです)便秘になるのもある意味当たり前だったなと思うのですが、妊娠後はきちんと食事をしているのに出ない、というのが本当に辛かったです。
食べているのに出ないから、当然お腹は張ってカチンカチン。
ものすごく苦しかったし不快感もハンパではありませんでした。
なんとか便秘を解消しようと、私は色々な方法を試しました。
腸内環境を整えるために、乳酸菌やオリゴ糖など腸に良さそうなものを積極的に摂ったり、食物繊維豊富なシリアルを食べたり。
また、軟水ではなくヨーロッパなどでよく飲まれている硬水が便秘に良いと聞いてはネットで纏め買いをして飲んだりもしました。
ちなみにこの水はちょっとクセがあって飲みづらかったです。
しかも悔しいことに全く効果が出ませんでした…。お金をかけたのに、ショックでした。
あとは朝食にバナナやりんご、プルーンなどの果物を食べたりヨーグルトを食べたり、と便秘に良さそうなありとあらゆることを試しました。
それでも効果は残念ながら出なかったのです。
結局私が便秘を解消したのは、便秘薬です。
産婦人科で相談して、妊娠中でも飲める薬を処方してもらいました。
その後妊娠中期になると便秘は自然に解消していきましたが、本当にあの頃の便秘はきつかった…と今振り返っても思います。”