「おかゆ・ご飯・麺類以外のものをほとんど食べてくれない」
私の子供ですが、赤ちゃんのころからとにかく偏食がものすごく、「どうすれば良いのか…」とほとほと困っていました。
もともと私は上手ではないものの料理は大好き。
妊娠してからというもの、赤ちゃんが産まれたらしたいことのナンバーワンは「いろいろな離乳食を作る」ということでした。
なので、ちょっと気が早いけれど妊娠中から離乳食レシピの本を購入し、「どんなものを作ろうかな」と胸をときめかせていたのです。
そして子供産まれて6ヶ月ごろ、待ちに待った離乳食をスタートしました。
まずはおかゆから…とあげてみるとパクパク食べてくれます。
よしよし…と思い、にんじんやほうれん草などのペーストを乗せてあげてみると、顔をしかめてペっと吐き出してしまいます。
まぁ慣れないからね、と最初は思ったのですが、離乳食を進めていくうちに、「おかゆ・ご飯・麺類以外のものをほとんど食べてくれない」ということに気がつきました。
そして1歳や2歳になってもそのような状態が続きました。とにかくご飯と麺以外のものをまったくと言っていいほど食べてくれないのです。
野菜はまぁ仕方ないとしても、普通子供が喜びそうなハンバーグなども拒否。
「ハンバーグがだめじゃ、野菜も練りこめないし、どうすれば…」と、正直絶望感すら覚えました。
一番いやだったのは、実家や義理の実家に行ったときです。
子供がこんな調子で母や義母の作った料理を食べてくれないので、「今までどんなご飯をあげてきたの?」というようなことを遠まわしに言われたりしました。
好き嫌いが多い子供って、親のせいにされるんですよね(涙)。
特に姉や義兄の子供達(私の子供にとってはいとこ)と一緒にご飯を食べるという状況のときは辛かったです。
好き嫌いなく食べるいとこたちの中で、おかずに全く手をつけず白飯だけを食べるわが子。
私の思い込みかもしれませんが、親や姉、義兄やそのお嫁さんなどの「本当に偏食がすごいねぇ~」という視線が痛かったです。
子供は現在小学生になりましたが、今でも多少好き嫌いはあるものの、1~2歳の頃に比べるとかなり食べられるものは増えました。
やはり給食でいろいろな食材を食べて、だんだん慣れてきたのでしょうね(それに給食だと集団マジックというか、自宅だったら食べないものも食べますし)。
今振り返って思うのは、多少偏食でも子供がちゃんと元気ならいいじゃないか、ということです。
当時は鬱になりかけるくらい不安でしたが、それは子供が心配というより「自分が周りからどう思われているのかが不安」ということだったんだなと反省しています。
これからも子育てにおいて色々な悩みが出てくると思いますが、自分のやり方に自信を持って、胸を張って子育てをしていかなきゃな、と思っています。